ショップ&販売員に<個性>を!! 自然とリピートされるショップづくり -vol.4-
こんにちは。
日本ファッションスタイリスト協会(F.S.A.)です。
今回のコラムテーマは、
・色で人の心を動かす(心理的作用)
についてお届けします。
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色にはイメージがあります。
つまり、人が色を見てそれから感じ取る印象のことです。
どの色がどのような印象を持つのか?を知ることで、
色を使ったイメージ戦略ができるようになります。
例を1つ出してみましょう。
アメリカのドナルド・トランプ氏の
奥様であるメラニア夫人。
トランプ氏の大統領就任式での
メラニア夫人の装いが話題となりました。
メラニア夫人が着ていたのは
パウダーブルーのカスタムスーツ。
このパウダーブルー…
ケネディ大統領の就任式で
ジャクリーン夫人が着ていたものと
同じ色合いでした。
これが
「アメリカの伝統を受け継いでいる♪」
と評判が良く国民からのウケが非常に良かった。
そして、パウダーブルーの色のイメージは
「上品」「清潔」「浄化」「親切」「ナイーブ」
(水色の印象を参照)。
これまで「押しが強い」という
キャラクターイメージがついていたメラニア夫人が
「自分は周りの意見も受け入れますよ」
「皆さんと仲良くやっていきますよ」
といったイメージを色でも表現したと言えます。
色をコントロールすることで
自分のイメージを表現する。
色を巧みに使った例です。
この色の印象について、
セミナーに参加して下さっているazalea groupの方の
提出課題もみてみましょう。
![色の印象課題1](https://stylist-kyokai.jp/wp_2021/wp-content/uploads/2021/08/img_vol4_stylingmap2-300x169.png)
理由の部分に、
色が与える印象を活用して、
どんな方におすすめしたい商品なのかが書いてあります。
※クリックで大きな画像を確認できます。
普段からアイテムに対して、
おすすめしたい人やおすすめ理由を考えておくと、
より接客で役立ちます。
こちらのワンピースは、
実際におすすめをして購入につながったそうです!
※クリックで大きな画像を確認できます。
色の印象の使い方としておまけでもう一つ…
「会話の糸口として使ってみる」
というものです。
手に取る商品や身にまとった色から、
その人が今どんな気分でいるのかを
想定することもできます。
オレンジ色の印象は
「社交性」「親近感」「元気」「よろこび」「団らん」。
そんなオレンジを手に取っている人が居た時に
「今、元気な気分なのかな?」とか
「元気が無くて元気が欲しいのかな?」とか…
そういった想定をすることもできます。
そんな想定を使って、
会話の糸口に使ってみるのも良いかもしれませんね。
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【今回のまとめ】
・色を使って印象はコントロールできる!
これまでのコラムはこちらから♪
>Vol.0 はじめに(https://stylist-kyokai.jp/column/2021/06/09/womanremix)
>Vol.1 スタイリングマップとは(https://stylist-kyokai.jp/column/2021/06/16/womanremix_1)
>Vol.2 好きなのに苦手な色は着られないのか?(https://stylist-kyokai.jp/column/2021/06/28/womanremix_2/)
>Vol.3 似合うを上手に選ぶコツ(https://stylist-kyokai.jp/news/column/2021/07/16/womanremix_3/)
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Eラン受講&セミナー参加企業様
azalea group(http://www.azaleastyle.com)
セレクトショップ経営を行う企業様です。
コラム執筆のご協力ありがとうございます♪
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