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ショップ&販売員に<個性>を!! 自然とリピートされるショップづくり -vol.4-

こんにちは。
日本ファッションスタイリスト協会(F.S.A.)です。

今回のコラムテーマは、
・色で人の心を動かす(心理的作用)
についてお届けします。

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色にはイメージがあります。
つまり、人が色を見てそれから感じ取る印象のことです。

色と与える印象

どの色がどのような印象を持つのか?を知ることで、
色を使ったイメージ戦略ができるようになります。

例を1つ出してみましょう。
アメリカのドナルド・トランプ氏の
奥様であるメラニア夫人。

トランプ氏の大統領就任式での
メラニア夫人の装いが話題となりました。


メラニア夫人が着ていたのは
パウダーブルーのカスタムスーツ

このパウダーブルー
ケネディ大統領の就任式で
ジャクリーン夫人が着ていたものと
同じ色合いでした。

これが
「アメリカの伝統を受け継いでいる♪」
と評判が良く国民からのウケが非常に良かった。

そして、パウダーブルーの色のイメージは
「上品」「清潔」「浄化」「親切」「ナイーブ」
(水色の印象を参照)。

これまで「押しが強い」という
キャラクターイメージがついていたメラニア夫人が
「自分は周りの意見も受け入れますよ」
「皆さんと仲良くやっていきますよ」
といったイメージを色でも表現したと言えます。

色をコントロールすることで
自分のイメージを表現する。
色を巧みに使った例です。


この色の印象について、
セミナーに参加して下さっているazalea groupの方の
提出課題もみてみましょう。

色の印象課題1

理由の部分に、
色が与える印象を活用して、
どんな方におすすめしたい商品なのかが書いてあります。
※クリックで大きな画像を確認できます。

普段からアイテムに対して、
おすすめしたい人やおすすめ理由を考えておくと、
より接客で役立ちます。


色の印象課題2
こちらのワンピースは、
実際におすすめをして購入につながったそうです!
※クリックで大きな画像を確認できます。


色の印象の使い方としておまけでもう一つ…
「会話の糸口として使ってみる」
というものです。

手に取る商品身にまとった色から、
その人が今どんな気分でいるのか
想定することもできます。

オレンジ色の印象は
「社交性」「親近感」「元気」「よろこび」「団らん」

そんなオレンジを手に取っている人が居た時に
「今、元気な気分なのかな?」とか
「元気が無くて元気が欲しいのかな?」とか…
そういった想定をすることもできます。

そんな想定を使って、
会話の糸口に使ってみるのも良いかもしれませんね。

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【今回のまとめ】
・色を使って印象はコントロールできる!


これまでのコラムはこちらから♪

>Vol.0 はじめに(https://stylist-kyokai.jp/column/2021/06/09/womanremix)

>Vol.1 スタイリングマップとは(https://stylist-kyokai.jp/column/2021/06/16/womanremix_1)

>Vol.2 好きなのに苦手な色は着られないのか?(https://stylist-kyokai.jp/column/2021/06/28/womanremix_2/)

>Vol.3 似合うを上手に選ぶコツ(https://stylist-kyokai.jp/news/column/2021/07/16/womanremix_3/)

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azalea group(http://www.azaleastyle.com

セレクトショップ経営を行う企業様です。
コラム執筆のご協力ありがとうございます♪
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