――美容室「HEAT」がつくる、似合う×なりたいを叶える体験
【業種・導入規模】 美容業 / サロン4店舗
【導入前の悩み】 お客様へのトータルビューティの提供体制・スタイリストの育成&接客品質向上
【導入の決め手】 社員各自で行える学習スタイル / 各店舗でのセミナー実施
【導入期間】 学習期間9か月(2023年4月~) / アパレルイベント4か月に1回ペース(2025年2月~)
【導入後の効果】 独自メニューの展開 / アパレルイベントの定期開催
お客様もスタッフも輝けるサロンを目指して
東京都渋谷区を拠点に展開するトータルビューティーサロン「HEAT」。
「お客様ファースト & スタッフファースト」を掲げ、
ヘアだけでなく、美容を通して人を輝かせることを大切にしています。
そんなHEATが次に目指したのは――
「お客様をトータルでキレイにできるサロン」への進化。
数多くの美容室がある中で、“HEATでなければ”と選ばれる個性を生み出すために、
StylingMapの導入を決めました。
スタッフ全員で学ぶ「スタイリングとファッションの共通言語」
2023年4月、23名分のStylingMap教材を導入。
各スタッフが動画などで学習を進め、基礎知識をインプット。
さらに、5月~10月には店舗ごとに全6回のセミナーを実施し、理論を現場で活かせるようにしました。
セミナーでは、すでに知識を持っていることを前提に、実践的なワーク中心で進行。
「似合う」「なりたい」「印象をつくる」というStylingMapの考え方を、
ヘアデザインにどう生かすかを深めていきました。
11月・12月には全員がオンラインでジュニアレベルを受検。
忙しい美容師でも、学びを仕事の合間に進められるのも導入の決め手のひとつでした。
美容室でアパレルイベント!?
学びを形にするチャレンジも始まりました。
HEAT KASHIMA店では2025年から、年3回のアパレルイベントを開催。



※画像は過去のイベントについてのものです。
協会の協賛ブランドから200点の商品を委託で借り、
店内をまるでセレクトショップのようにディスプレイ。
イベント当日は通常営業を休みにして、1日6枠×2日間の予約制で実施。
お客様は60分5,500円でパーソナル診断とスタイリング体験を受けられます。
協会から派遣されたスタイリストが診断・提案を行い、
気に入った商品はその場で購入可能。売れなかった商品は返送できるのでリスクも最小限。
“似合う”を髪から服までつなげる提案に
StylingMap導入後、HEATでは似合う髪型・髪色 × なりたいイメージを組み合わせた
新しいメニューを展開。
お客様一人ひとりに合わせたトータルスタイリング提案ができるようになりました。
アパレルイベントでは、すべての枠が予約で埋まり、回を重ねるごとに売上もアップ!
「美容室なのに、こんな体験ができるなんて」とお客様からの反響も大きく、
“トータルビューティーを実現するサロン”として個性とブランド力をさらに高めています。
最後にひとこと
美容室がファッションを扱う――少し前までは特別なことのように思えたかもしれません。
でも、今や「髪」「服」「印象」はすべてつながっています。
HEATのようにスタッフ全員がStylingMapを学び、お客様の“似合う”をチームで共有することで、
ヘアスタイル提案の幅はぐっと広がります。
お客様が鏡の前で笑顔になる瞬間。
その先にあるのは、「このサロンで全部任せたい」という信頼です。
HEAT(有限会社ヒート)
1999年にOPEN。東京都渋谷区に本社を構え、都内渋谷、目黒を拠点に鹿嶋や佐久と展開しているトータルビューティー・ヘアサロン。
お客さまとスタッフ、どちらも輝けるサロンを実現するために、お客さまファースト&スタッフファーストを目指す。