【学科・コース】 声優学科 / 1年生、2年生、マスター生
【導入前の悩み】 オーディション・宣材写真の服選び
【導入の決め手】 プロのスタイリストが講師 / 単発授業で取り入れ可能
【導入期間】 1コマ(180分)~2コマ(180分×2回)の単発授業
【導入後の効果】 自分をどう魅せるかの意識変化 / ファッションへの興味
――生徒さんはどんな悩みや課題を持っていましたか?
「オーディション写真をどう撮ればいいのかわからない」
「ファッションやメイクに興味がない」
そんな声も声優学科では多かったです。
一方で、好きな服には強いこだわりを持つ生徒も多く、
「自分らしさ」をどう“プロの現場にふさわしい形”で表現すればいいのか——
そこに課題を感じていました。
――授業に取り入れた決め手はなんですか?
・ファッションのプロが直接アドバイスしてくれること
・自分が実際に着る服をベースにアドバイスがもらえること
生徒一人ひとりの「見せたい自分」を尊重しながら、
専門的な視点で“タレントとしての見せ方”を学べるプログラムだったことが
導入の大きな決め手となりました。
単発の授業として実施していただけるのも理由としては大きかったです。
導入方法
1年生からマスター生まで、各クラスに合わせて授業を展開。
授業前に「清潔感」「垢抜け」をテーマにテキストで自主学習。
授業では、StylingMapを用いたファッションの考え方を学び、
自分の好き・似合う・伝えたいイメージのバランスを見つめ直すワークを実施。
各自が「こう見せたい!」という想いを30秒でプレゼン。
その後、スタイリストが1人ずつコメントし、具体的なアドバイスを行う。
大阪の姉妹校では、頬や唇にシートを当てて、
似合う色が確認できるチークリップシートを使って、
生徒ごとに似合う色をチェック。

撮影時の自分のキャラクターの魅せ方や、なりたいイメージを
どうファッションやヘアメイクで表現し、バランスを取るのかを学ぶ。
――導入後どのような変化がありましたか?
授業後のアンケートでは88%以上が満足と回答しました。
「スタイリストの方のアドバイスが具体的で、自分も他の人も学びになった」
「好きな服を着るだけでなく、“どう見せたいか”を考えるようになった」
「服装が“演技の一部”だと気づけた」
など、表現者としての視点が大きく変化したとの意見も多かったです。
一方で、
「撮影前にもう一度授業を受けたい」
という声も上がり、時間が足りない!もっと学びたい!という意見も多くありました。
授業を担当されたスタイリストさんが行う
有料のコーディネートイベントに自分で予約を取って参加する学生も現れ、
「服を買うことが“自分の武器を磨く時間”に変わった」と話す生徒がいたのも印象的でした。
――最後にひとこと
これまで「声」や「演技力」で勝負してきた声優という職業は、
人に見られる機会が増え「自分をどう見せるか」という表現の段階まで進みました。
「服装も“演技の一部”なんですね」
と感想に書いた学生の言葉が印象に残りました。
StylingMapを通して学んだのは、
ただ“似合う服を選ぶ”ことではなく、
“自分をどう魅せたいか”を考えること。
夢を“演じる”彼らが、
いま、自分自身を“デザインする”力を身につける
きっかけの授業になったと思っています。
アミューズメントメディア総合学院
ゲーム、CG、アニメ、キャラクターデザイン、声優など様々な分野のクリエイターを育てる専門学校。
企業と学校が連携し、学生の内からプロの現場での学習と実績を積める、
学院独自のシステムを作り上げている。
夢を、夢で終わらせない。
これから夢の実現を目指す在校生と、既に現場で活躍している卒業生を応援し続けている。
https://www.amgakuin.co.jp/