【業種】 衣装レンタル事業
【導入前の悩み】 お客さまへのヒアリング技術・希望を叶えるスタイリング技術の個人差
【導入の決め手】 似合う色や形だけでなく、組み合わせ方やスタイリングを学べる資格であること
【導入方法】 年1回 自習とセミナー実習
【導入後の効果】 センスや感覚だけに頼らないスタイリング。お客様への説明の言語化。
導入前にはどのような課題がありましたか?
スタイリングについては、
どうしてもスタッフ個々のセンスや経験に頼る部分が大きくありました。
一生に1度の晴れの日ということもあって、
初めてのことで何をどう考えればいいのかわからないというお客様も多くいらっしゃいました。
ご希望を引き出すことにも苦労がありましたね。
お客様から『こういう雰囲気になりたい』と伺っても、それを似合わせながら形にすることにも苦労していました。
導入の決め手はどんな点でしたか?
色や形といった単体の知識ではなく、
それらを組み合わせて“スタイリング”を学べる資格である点が大きかったです。
さらに、お客様の普段の装いから価値観や好みを探り、その方に合わせた提案ができるようになる…
という部分にも魅力を感じました。
実際の導入はどのように進められたのでしょうか?
導入は、新入社員向けの基礎セミナーと、経験者向けのスキルアップセミナーの2本立てでおこないました。
基礎セミナーでは、スタイリングの土台を知識として学ぶことを目的に、3時間のセミナーを3日実施しました。
スキルアップセミナーでは実際の人物写真を用いた分析ワークを取り入れ、より実践的に学べる仕組みを整えました。
こちらも3時間のセミナーを3日実施しました。
基礎セミナーもスキルアップセミナーも資格取得まで行いました。
導入後、どのような変化がありましたか?
センスに知識が加わったことで、スタイリングに自信を持てるようになりました。
特に、新入社員が共通の基礎知識を持つことで、チーム内のやりとりがスムーズになっています。
和装にも洋装にも活かせる知識なのも使いやすく、提案の際に役立ちました。
お客様にも裏付けのある説明がしやすくなり、打ち合わせも進めやすくなりました。
最後に一言お願いします。
私たちにとってお客様の晴れの日は、人生の大切な節目です。
その装いをより輝かせるために、スタッフ一人ひとりが知識を持ち、
自信を持ってご提案できることは大きな力になっています。
これからも伝統を大切にしながら、新しい学びを取り入れて成長を続けていきたいです。
株式会社曽我
結婚式場や百貨店を中心に展開する、晴れの日を彩る衣装レンタル事業。
ブライダル、初宮参り、七五三、成人式、卒業式など、幅広いイベント衣装を取り扱っている。
創業より110余年の伝統と洗練に裏付けされたサービスを提供することで社会に貢献を目指す。
https://soga.co.jp/