協会について

スタイリングの価値が求められています

ファッションスタイリストの仕事は、今や生活シーンのあらゆる場面に溢れています。
TV番組や映画でのタレント、歌手などのスタイリングはもちろんのこと、雑誌・広告などの中ではモデルだけでなく、アイテム撮影のワンカットにまで及んでいます。
「スタイリングする」ことは、人間にとって原初からの欲求であり、それが自己表現の満足や創造の喜びを生み出しています。さらに進んで、現代社会において スタイリングは、個人的嗜好を超えて、社会の様々なシーンで不可欠な要件になっています。多様化した価値観の中で「人」や「物」や「事」を的確に表現する ことは、自由や豊かさを生み出す行為といえるでしょう。ファッションスタイリストもこうした社会的ニーズから生み出された人びとです。

社会のニーズに対応できるスタイリストを

しかし、職業としてのファッションスタイリストの歴史はまだ浅く、「メディアで仕事をする」スタイリストだけを意味するにとどまっており、スタイリストの定義や名称の表す範囲など明確にされていません。ファッションスタイリストの立場や能力が様々で曖昧な状態なのです。
これでは、今後の多様化し増大するニーズに応え、スタイリングの価値を社会に混乱なく提供していくことは難しくなってきます。今や個人のファッションセンスのみならず、ビジネス社会においても、会社の個性や社員の能力を的確に表現し、顧客の信頼を得るためにスタイリングが戦略的に考えられるようになってきています。こうしたニーズにも応えることのできる適切な人材が「スタイリストである」と社会的認知を得ることで、スタイリスト自身の能力の発揮と責任の自覚 を促していきたいと考えます。同時にこれまでスタイリストに馴染みのない個人や企業の相談窓口としての機能も果たしていきたいと思います。

スタイリング技術の研究開発

当協会は、スタイリスト及びスタイリストに関連する業界の改善、社会的な認知向上を図るためスタイリストの活動を支援します。教育、研修、新しいスタイリングの技術の研究「スタイリングラボ(Styling Lab)」を通じ社会のライフスタイルの発展に寄与することを目的としています。